「結婚した友人に世界に一つだけの贈り物をしたいので袱紗を作ってもらえないか。」
というご注文を頂き、お祝いの名入れ袱紗を制作させていただきました。
色やデザインは依頼主さまと相談しながら決めていきました、はんなりしたクリーム色の地色に、夫婦をイメージした雪輪重ねを配し、
日本の花を象徴する桜と、繁栄や幸福を意味する吉祥文様の宝尽しを描きました。
当初、月を入れたいというお話があったので、
中央には小さな雪輪文を描いてみました。
こちらは実際の使用では見えない部分なので、
月、星、子宝など色々と連想して楽しんで頂ければと遊び心で加えたものです。
お名前も手描友禅の技法で一文字一文字染め抜いています。ギフトはギフトを考えている時間も相手への贈り物と言いますが、
ご友人のことを考えながら嬉しそうに話されていたお客様の姿を見て改めてその通りだなぁと思いました。
ご友人の方にも喜んで頂けるものになれば嬉しいです。
※お名前はご依頼主さまの許可を得て掲載しています。
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